楽庵とは?

楽庵ってどんなところ?

入所希望の方がメンバーとスタッフにQ&Aを投げかけました。

Kさん
楽庵ではどんなことをしているのですか?
Mさん
日にもよりますが人によってスケジュールも活動も様々です。
僕は最初のうちは、ほとんどぼーっとして過ごしていました。
Sさん
ほとんど決まり事はありません。
Kさん
それぞれ違うと言っても・・・・。
Mさん
パソコンでゲームしていたり、小説書いている人もいます。
Sさん
月に1回、手芸の先生が来て、織物をつくったり工作を教えてくれます。
Mさん
家でもエオリアという簡単な織機で作品を制作するようになりました。
切り絵をしている人もいます。
自分は写真を撮影して1日あったことを記録に残しています、
Kさん
自分は不器用で手を使う作業は苦手です。他にはないですか?
Mさん
「英会話」教室があります。
ネーテイブのボランテイアが、簡単な日常会話を楽しく教えてくれます。
畑作業もあり、野菜と花を作ってバザーで販売したします。
楽庵のメンバーさんには楽市で提供したりします。
Sさん
生活のリズムを整えていくことは、つぎの就労段階への大切な課題です。
家にいると、“好きな時間に起きて食べて寝るリズム”になりがちです。
まず、集団に参加して1日2回のラジオ体操は全員でやります。
身体を動かすことは、楽庵では大切にしています。
犬と散歩したり万歩計を活用して歩行した距離を記録して世界地図に書き入れたりしています。
Mさん
寒川の川と親しむ公園で、ソフトボールをします。
辻堂海浜公園まで散歩。
年間に何度かは、江の島まで歩いてレストランで新鮮な
海のグルメを賞味します。
基礎的な運動に加えて体力作りをします。
Kさん
障害になって、自分ができることがわかりません。
就労できるか不安な毎日で、なにも手につきません。
Sさん
なぜ、自分が楽庵のような場所に来なくてはいけないのか・・・。
家族に不満をぶつける人もいます。
自分が事故にあい、以前の自分と比べて能力が低下しているのさえ気づかない人もいます。
退院したばかりで 家族もどのように生活したらよいのか悩んでいる両親や配偶者もいます。
まずは人の中に入り、いまの自分を温かく見つめなおすことが
大切かなと感じています。
Mさん
私は、居場所があるだけで最近はほっとしています。
最初は送迎をしてもらっての利用。
少しづつ交通機関を利用したり町の風景や道順を覚えるところから始めました。
Sさん
季節感もなくなっている人もいます。
四季おりおりに収穫した野菜を活用して野菜フェステイバルというイベントで皆で料理します。
調理器具を使うのが初めての人も徐々に包丁を使ったり、皿に盛る練習をして食事をします。
人のために役に立つことが自分を大切に思う気持ちを育てます。
Mさん
年齢も教育歴も家族関係も違うメンバーのなかで それぞれが経験したことを話し合い、挫折や失敗したことを共有することで完璧でなくても「まあ いいか」「大丈夫 大丈夫 やっていけそう」と感じるようになりました。
自分が作った陶器が売れたり、ほめてもらえると本当にうれしいです。
Kさん
自分は疲れやすく 集中力もありません。
ついていけるか心配です。
Mさん
自分も緊張しやすく、なにか行き詰まると言葉もでません。
疲れて身体がしびれた感じて、どのように運動したらよいのかわかりません。
仲間に聞いて、リラクゼーションする身体運動を教えてもらいました。
心身は一体で、身体が動かないと気持ちにも余裕がなくなります。
Sさん
スタッフに鍼灸マッサージする人がいます。
必要であれば、マッサージが受けられますよ。
まずはだれかに助けを求められるように伝える安心感が大切かと思います。
生死の境を乗り越えてきたメンバーさんが多いので、正直に自分の悩みを話せると思います。
Kさん
スタートしたいのですが、コロナ禍で、感染対策などはどうですか?
Sさん
感染対策は、体温測定や体調の聞き取り、消毒などは「毎日記録しています。
茅ケ崎市役所から 感染対策として対面でない通所の在り方もメンバーとして対応するようにと指示があります。
楽庵は、基本的に通所される方には ひとりに1台のパソコンも用意してあます。     
ITのリテラシー教育も実施しています。
ZOOMによるセッションも準備してあります。
まずは一歩を踏み出してみてくださいね。