ユニバーサルデザインの「研修事業」
研修事業
楽庵を設立した初代理事長の近藤昭弘は、ユニバーサルデザインの研修に参加していました。
ユニバーサルデザインとは、だれもが安心して快適な生活をおくるためにみんなにやさしいデザインを考えることです。
ユニバーサルデザインの理念にあう取り組みとして当時藤沢養護学校の美術科教員の新出先生のもとで陶芸の指導方法を学びました。
ことばのない重たい障害者にも使えるたたらをつかって型に入れる作陶法や石膏の型などを学び実際に木型を作成しました。
使い方が簡単であること無理のない姿勢で楽に使えることから今も皆さんに重宝してもらっています。
楽庵の設立時は、地域作業所でしたので補助金もなく無給で運営をはじめました。
聴覚障害の方が来てボランテイアで陶芸の作業机を制作してくれました。
今でも重宝しています。
摂食コミュニケーション研修会は、リハ職種だけではなく多職種協働チームの必要からモアブラシを開発された歯科医の黒岩恭子先生が研修会を実施しています。
神奈川県リハビリテーション病院が事務局で県内の高次脳機能障害の施設対象の脳外傷ネットワーク会議にも参加しています。
ユニバーサルデザインに必要な7つの原則
- だれもが公平に使えること
- 使う上で自由度が高いこと
- 使いかたが簡単ですぐわかること
- 必要な情報がすぐわかること
- うっかりミスでも危険につながらないデザインであること
- 無理のない姿勢と少ない力で楽に使えること
- 利用しやすいスペースと大きさがあること